第二回セミナー : モクテルセミナー vol.1 開催報告
広報部第二回目企画はお酒が飲めない方でもBarやお酒のみの雰囲気を楽しめるように企画した『モクテルセミナー』となりました。
当初は雨で屋内を覚悟していましたが、部内メンバーか参加者に晴れ男、晴れ女?がいたのでしょうか。。
(この場合、男女両方書くのが面倒な場合、「晴れ人間」って書いていいのでしょうか。。)
おかげで、会場の借景をふんだんに活かすことができました。
今回の会場は、手賀沼の東側、鷲野谷という地域にあるCafe Eagle 137のテラスをお借りしました。
このカフェは、ランチもさることながらスウィーツがとても美味しく、有名なお店となっています。
料理もそうですが、広い木造テラスから眺める湖畔と田園風景は日本であることを忘れさせてくれるくらいの絶景となっています。
今回の会場、Eagle 137は最寄りのバス停まで20分歩く里山の奥にあるため、通常は自家用車かタクシー、自転車を利用するため、ノンアルコールでのセミナーには最適の場所となりました。
(講師の津崎さん(中央)とお手伝いの本間しゃん(左))
バーテンダー、津崎貴生
今回のセミナーは『モクテル』ということで、ノンアルコール専門家(というか、アルコール耐性のないバーテンダー)の津崎貴生さんに登場してもらいました。
津崎さんはバーテンダーでありがなら、カシスオレンジ(カシス薄め)でも顔が真っ赤になるくらいアルコールが飲めない人です。ですが、彼の作るカクテルは優しい味で、女性にも人気のあるレシピをよく考え、柏では人気の高い若手のバーテンダーさんです。
特に研究熱心で、新しい技法や材料の組み合わせなど日々、切磋琢磨し、
お店の情報やバーテンダーという仕事についてなど、情報発信なども行なっています。
津崎さんの勤め先 : Bar Plat のブログ
https://barplat.wordpress.com
バーテンダーの方々には古風な方が多く、こういった情報を積極的に出している方は珍しいのではないでしょうか。
ちなみに
『モクテル』とは、
ロンドンで流行し、瞬く間に世界に広まったノンアルコールカクテルのことです。
より詳しく違いを説明すると、
・シロップなどの添加物の多いものは使わない
・ノンアルコールである
・自然素材のものを使う
など健康に優しい材料を利用するカクテルを指すようです。
地域食材を活かしたモクテル
今回のセミナーで使用した材料は、橙マーマレードジャムと紅玉りんごジャム、あとはフレッシュの紅玉、7月採蜜の百花蜂蜜でした。なお、こちらの素材は私たちの地元、柏市内にある千葉大学環境健康フィールド科学センターで購入しました。りんごは群馬県沼田、橙は静岡県熱川、はちみつは柏の葉のものです。
今回は、ジャムとレモンとソーダ水で作ったイタリアンソーダ、
りんごをすりおろして、はちみつと合わせてシェークをしたアップルフィズ。
この2つをモクテルメニューとして、参加者の皆さんで作りました。
また、今回はEagle 137さんが特別スウィーツを用意してくださっていたので、参加者の皆さんは美味しそうに頬張っていましたね。
こちらも紅玉を薔薇のように重ね合わせた素敵なパフェ。
流石ですv
Barはお酒が飲めなくても楽しめる、懐の深い大人の隠れ家
Barはお酒を飲むところでありますが、それは楽しさのうちの半分。
バーテンダーとの会話、店の音楽、店内の雰囲気、カクテルを作る仕草、全てがエンターテイメント。
そこに飲めない人は入ってはいけないのか?
いいえ。大丈夫です。
大人の静かなエンターテイメントを楽しむのは、どんな人間でも許されることです。
ほんの少しの緊張を緩めるバーテンダーの心遣い。
それが、カクテル。
お酒が飲めなかったとしても、気にせずにお店に入って来てください。
今回はそれを知ってもらうためのワンステップ。
Barの重い扉が少し軽くなったかな?
大丈夫。勇気を絞って、ゆっくり扉をあけてごらん?
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講師のBar Plat 津崎バーテンダー、会場提供をしてくださったEagle 137さん
ありがとうございました。
次回は、また市街地のBarでのセミナーを検討しています。
お楽しみに!
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柏洋酒文化広報部